Web講師という仕事をやってみたよ
以前から指導、教育という分野に興味あがり、『そのうち経験してみたいなー』なんて考えて、はや数年。自分の生活もあり仕事もやりつつ…だったので、そうそう機会が無かったのですが、「半年間のWeb講師やってみない?」という、またとないチャンスを頂いたので、この流れに乗っかってみた。というお話。
会社に属していた時にも、仕事の傍ら部下の指導・教育などしていましたが、それでも一対一だし、一対多数(ひとクラス講師2人ですが)の場合どうなるのだろう?と興味半分、不安半分でした。
スタート初日、教室で生徒さんとの初顔合わせ。30人弱のクラスなのですが、60個の瞳は威圧感たっぷりでした。初日ということもあり、お互い緊張していて微妙な空気だったのを覚えています(笑)。
カリキュラムとしては、
- PC・ネットの基礎
- HTML+CSS+JSの基礎・実践
- 制作ソフトの基礎・実践(Dw,Ps,Ai,Fw,Fl)
- Webデザイン
- PHP+MySQL
とてんこ盛り。
AdobeソフトやHTML+CSS、プログラム初体験なんて人が半数以上だったので、どこまで行けるのか、どこまでやれば良いのか、試行錯誤の毎日でした。
始めて見聞きする言葉、初めて触れるアプリの操作
↓
お前は何を言っているんだ!?状態(わからずイライラ)
↓
しょうがないので頑張って勉強する
↓
何となく出来るようになり、ちょっとだけ理解が進む
↓
新しいカリキュラムへ
↓
ふりだしへ戻る
という強行スケジュール。
理解し始めた時には、新たな内容の学び直しになってしまい、そうとうなストレスだったと思う。今考えれば、皆よく付いて来てくれたなと、感謝の気持ちで一杯です。
最終的に卒業制作として、自分でサイトの企画を練り、コンテンツを考え、素材の吟味、ワイヤーフレームを作成し、デザイン+コーディング。
中にはシステムをガッツリ組む生徒さん。中には講義で行った内容をすべて取り入れる生徒さん。中には自分の趣味にはしる生徒さん。中には本番さながら実際にクライントありの生徒さん。などなど。
そして最後に皆の前で制作したサイトのプレゼンテーション。
皆の発表を聞きながら、この半年間を思い返していましたが、もう『ニヤニヤ』が止まりませんでした(笑)。
修了式後、「もっと授業を受けたかった」など、嬉しい感想を頂きました。でも、講義はここで一旦終了、ゴールとなります。だがしかし、皆はここからが本当のスタート。これからは自分で自分の現在位置を確認し、目標を明確に設定し、自らの足で進んで行って下さい。
いつか一緒に仕事が出来る日を楽しみにしています!
なんて、ちょっと偉そうに書いてみた。
半年間一番楽しんだのは、講師をしていた僕でした(笑)。